I Am Soberは、人生のコントロールを取り戻すための無料アプリです。

はじめましょう
マリファナ離脱を経験している人の抽象的な描写。

マリファナ離脱

最終更新: 2026年10月2日

マリファナを吸うのをやめると決めて2日目。何でもないことでルームメイトにきつく当たり、午前3時まで眠れませんでした。注文した夕食は袋に入ったままです。ようやく眠れたと思ったら、夢があまりに鮮明で、何が現実だったのかわからなくなりました。

定期的に使っていたマリファナを最近やめた、または減らしたのであれば、こうした症状の組み合わせは典型的なマリファナ離脱です。通常、症状は最後の使用から24〜48時間後に始まり、2〜6日目にピークを迎え、多くの人では1〜2週間で和らぎます。マリファナ離脱はつらいものですが、それだけで命に関わるとは考えられていません(Cleveland Clinic)。

ここでは、症状、経過、役立つ対処法、医師に相談したほうがよいタイミングを詳しく見ていきます。

マリファナ離脱とは?

医療現場で大麻離脱症候群と呼ばれるマリファナ離脱は、定期的に使用していた人が量を減らしたりやめたりしたときに現れることのある、精神面、感情面、身体面の症状の総称です。脳は継続的なTHCの摂取に適応しているため、THCがなくなると再適応するまでに時間が必要です。

離脱は非常によく見られます。2万3,000人超を対象とした47件の研究のレビューでは、大麻を定期的に使用している人、または依存的に使用している人の約47%が、やめたときに離脱症状を経験していました。一般集団のサンプルでは約17%で、臨床現場ではさらに高い割合でした。また、毎日使用する人や、たばこやほかの薬物も使用する人ほど離脱症状が起こりやすいことがわかりました。 

離脱症状は大麻使用障害の兆候の一つでもあります。自分の使用状況がどの程度なのか気になる場合は、次のガイドをご覧ください: マリファナには依存性がありますか?

マリファナ離脱の症状

最もよく見られるのは、感情面と睡眠に関する症状です。

  • イライラ、怒りっぽさ、短気になる

  • 不安や緊張

  • 落ち着かなさ

  • 気分の落ち込み

  • 寝つけない、または途中で目が覚める

  • 奇妙な夢や鮮明な夢

  • 食欲低下、ときには体重減少

比較的まれな身体症状:

  • 頭痛

  • 寝汗を含む発汗

  • 悪寒

  • 腹痛や吐き気

  • 震え

これらは、大麻離脱に関する臨床レビューで挙げられている症状です(Connor et al., Addiction, 2022、 Cleveland Clinic)。 

マリファナ離脱の経過

経過には個人差があります。臨床研究で示されている一般的なパターンは次のとおりです。

1〜2日目

通常、症状は最後の使用から24〜48時間後に始まります。イライラ、落ち着かなさ、強い欲求、睡眠障害が最初に現れることがよくあります。

2〜6日目

ほとんどの症状がピークを迎えます。睡眠障害、鮮明な夢、不安、食欲低下、気分の変動が最も強くなりやすい時期です。Cleveland Clinicでは、ピークは3日目前後とされています。

2週目

多くの人では、最もつらい症状が1〜2週間で和らぎます。強い欲求や睡眠の問題は、その後も時折現れることがあります。

3週目以降

使用量が多かった人では、一部の症状が3週間以上続くことがあります。特に長引きやすいのは、睡眠障害と奇妙な夢です。

改善しやすい時期など、最初の1か月を日ごとに知りたい方は、 マリファナを使わない30日間をご覧ください。

症状の強さや長さに個人差がある理由

離脱症状が続く期間や強さは、使用量、使用頻度、使用期間によって異なります。Cleveland Clinicは、毎日の使用、ダブのような高濃度製品の使用、たばこの併用、ほかの物質使用障害を、離脱症状が起こりやすくなる要因として挙げています。不安症状、気分障害、PTSDがある人では、症状が重くなる可能性が高くなります。

マリファナをやめた後の食欲と体重

食欲低下は、最もよく見られる離脱症状の一つです(Cleveland Clinic)。食事の前にハイな状態になることが多かった場合、空腹の感覚がマリファナに頼るようになっていた可能性があり、その感覚が自然に戻るまで少し時間がかかることがあります。

食べる量が減るため、最初の数週間に体重が少し減る人もいます。通常、ほかの離脱症状が和らぐにつれて食欲も戻ります。

役立つ対処法:

  • まだ空腹を感じなくても、決まった時間に食べましょう。

  • 1回の量を少なくして、食事や間食の回数を増やしましょう。

  • スムージー、ヨーグルト、トースト、スープなど、手軽で食べたいと思えるものを用意しておきましょう。

  • 特に汗をかく量が増えている場合は、一日を通して水分を取りましょう。

  • 体を動かしましょう。散歩や運動が食欲の回復に役立つことがあります。

数日間ほとんど食べられない、体重が減り続ける、吐き気や嘔吐が続く、または食べることの難しさに不安を感じる場合は、医師に相談してください。

睡眠と夢

睡眠障害は、大麻離脱を特徴づける症状の一つです。寝つけない、何度も目が覚める、何時間眠っても休めた感じがしないことがあります。睡眠は、やめた後に回復するまで最も時間がかかりやすいものの一つです。ある研究では、外来患者のグループで睡眠障害と奇妙な夢が最長7週間続いたと報告されています(Vandrey et al.)。ほかの症状が改善しても睡眠だけがまだ乱れているのは、比較的よくあることです。

鮮明な夢は特によく見られます。大麻をやめた人を対象とした研究では、夢の多くが生じる段階であるレム睡眠の増加と、夢が鮮明になることが一貫して確認されています。一般的には、使用中にTHCがレム睡眠を抑えていた反動と説明されますが、その抑制自体をめぐる研究結果は一致していません。夢は奇妙だったり、感情を強く揺さぶったり、大麻を使う内容だったりします。通常は数週間で落ち着きますが、より長く続く人もいます。

詳しくは、 マリファナをやめた後の睡眠 で、役立つルーティンや、睡眠不足でまた使いたくなったときの対処法を紹介しています。

不安、イライラ、気分の変化

最初の1〜2週間は、神経が張り詰める、短気になる、感情が平坦になるといった変化が非常によく見られます。ストレスを和らげるためにマリファナを使っていた場合、やめてしばらくはそうした感情がより強く感じられることがあります。

役立つ対処法は、定期的な運動、屋外で過ごすこと、ゆっくり呼吸すること、カフェインを減らすこと、周囲の人に今の状況を伝えることです。「マリファナをやめているので、今週は少し短気になるかもしれません」と一言伝えるだけでも、周囲の人への穏やかな知らせになります。 

週に一度以上使用していた若者を対象とする4週間の研究では、使用を続けた人たちと比べて、不安や抑うつの症状がより悪化することはありませんでした。最初の確認は1週目だったため、研究ではごく初期の数日間を捉えられなかった可能性があります(Cooke et al., 2021)。使用を始める前から不安や抑うつがあった場合や、症状が重いと感じる場合は、専門家に相談してください。詳しくは、 マリファナと不安 をご覧ください。

そのほかの症状:頭がぼんやりする、発汗、頭痛

頭がぼんやりする。 最初の数日間、頭がぼんやりしたり、思考が遅く感じられたりする人もいます。これは正式な離脱症状の一つではなく、睡眠不足だけでも同じような状態になることがあります。大麻を定期的に使用していた16〜25歳を対象とした研究では、1か月やめた人の、新しい情報を学び思い出す力が改善し、その大部分は最初の1週間に見られました(Harvard Gazette)。

発汗と寝汗。 これらは身体症状として挙げられています。部屋を涼しく保ち、薄手の寝具を使い、水分を取りましょう。

頭痛。 水分を取り、食事と睡眠のリズムを保ち、カフェインの摂取量に注意しましょう。激しい頭痛、突然の頭痛、長引く頭痛には医療的な対応が必要です。

エディブル、ベイプ、デルタ8の離脱

離脱はTHCをやめることで起こるため、摂取していた形態を問わず起こる可能性があります。

  • エディブル。 エディブルを毎日使っていた場合も、毎日大麻を吸っていた場合と同じように離脱症状が現れることがあります。エディブルは夜に摂取されることが多いため、やめると睡眠症状が目立つことがあります。

  • ベイプ、カートリッジ、ダブ。 濃縮製品には、乾燥大麻や大半のエディブルよりはるかに多くのTHCが含まれることがあります。高濃度製品を使う人やダブをする人ほど、離脱症状が起こりやすくなります。

  • デルタ8。 デルタ8は、ハイになる作用を持つTHCの一種です。FDAはデルタ8製品について、安全に使用できるかどうかの評価も承認も行っておらず、その使用と、やめたときの離脱に関する研究はまだ限られています。2022年のマウス研究では、デルタ8への反復曝露により、デルタ9 THCと似た依存と離脱の兆候が現れました(PubMed)。定期的に使っていた場合は、上記のような症状が起こると考えるのが妥当ですが、人を対象とした証拠は乏しいままです。

マリファナ離脱を乗り切る方法

大麻離脱に特化して承認された薬はありません。支持的ケアと正しい知識の提供が第一選択です。日々できることは次のとおりです。

  • 経過を把握する。 通常、症状は最初の1週間にピークを迎え、その後和らぎます。

  • 睡眠を守る。 毎朝決まった時間に起き、就寝前に心身を落ち着けるルーティンを続けましょう。

  • 決まった時間に食べる。 少量でも食べることに意味があります。

  • 毎日体を動かす。 散歩でも十分です。

  • 正午以降はカフェインを避ける。

  • 強い欲求に備える。 15分待ち、場所を変え、誰かに連絡してみましょう。詳しい計画は、 マリファナをやめる方法 で紹介しています。

  • 気分や体調を記録する。 I Am Soberでは、気分、睡眠、強い欲求を記録し、毎晩短い振り返りを書くことができます。今日がつらく感じられても、記録を続けると変化の傾向が見えてきます。

  • サポートを得る。 信頼できる人に話す、コミュニティに参加する、専門家に相談するといった方法があります。

医療や専門家のサポートを求めるタイミング

大麻だけの離脱で医療的な対応が必要になることはまれです。ただし、次の場合は医師またはメンタルヘルスの専門家に相談してください。

  • アルコール、ベンゾジアゼピン、オピオイドも使用している場合。これらの物質の離脱は危険になることがあります。

  • うつ病、不安障害、PTSD、双極性障害、またはほかの精神疾患がある場合。

  • 症状が重い場合や、仕事、学校、人間関係に支障が出ている場合。

  • 嘔吐が続く、食べ物や水分を保てない、または体重が減り続けている場合。

  • 睡眠や気分の問題が数週間を超えて続く場合。

  • 症状を止めるために何度もマリファナに戻ってしまう場合。

医療従事者は、睡眠や不安など個別の症状に応じた選択肢について一緒に検討できます。認知行動療法、動機づけ強化療法、随伴性マネジメントは、大麻使用障害に有効な場合があります。 

米国では、 SAMHSA National Helpline (1-800-662-4357)を無料かつ秘密厳守で利用できます。自分を傷つけたいという考えがある場合は、米国では988にすぐに電話またはSMSを送るか、地域の緊急通報番号にすぐに電話してください。

段階別のガイドをすべて読みたい方は、マリファナのサポートハブで一覧をご覧いただけます。

よくある質問

マリファナの離脱症状はどのくらい続きますか? 

通常、症状は24〜48時間以内に始まり、2〜6日目にピークを迎え、多くの人では1〜2週間で和らぎます。使用量が多かった人では、特に睡眠障害などの症状が3週間以上続くことがあります。

マリファナ離脱が最もつらいのは何日目ですか? 

多くの人では2〜6日目で、3日目前後になることがよくあります。使用量や使用頻度によって異なります。

マリファナ離脱は危険ですか? 

通常、大麻離脱だけで危険になるとは考えられていませんが、非常につらいことがあります。ほかの物質も使用している場合や、精神疾患がある場合は、より慎重な対応が必要になるため、医師に相談してください。

マリファナの影響で、しらふのときに食欲が落ちることはありますか? 

マリファナをやめると、食欲が落ちることはよくあります。食欲低下は最もよく見られる離脱症状の一つで、使用後に食べることに慣れていた場合は特に起こりやすくなります。大半の人では、ほかの症状が和らぐにつれて食欲も戻ります。

マリファナをやめると体重が減りますか? 

最初の数週間は、食べる量が減るため体重が減る人もいます。通常は食欲が戻るにつれて体重も安定します。体重が減り続ける場合や食べるのが難しい場合は、医師に相談してください。

マリファナをやめると、なぜ夢がそれほど鮮明になるのですか? 

大麻をやめた人では、夢の多くが生じる段階であるレム睡眠の増加が一貫して確認されており、反動によるものと説明されることがよくあります。通常、夢は数週間で落ち着きます。

デルタ8をやめると離脱症状はありますか?

おそらく起こります。デルタ8はTHCの一種で、マウス研究ではデルタ9と似た依存と離脱の兆候が示されていますが、人を対象とした研究は限られています。

マリファナをやめると、誰にでも離脱症状が起こりますか?

いいえ。定期的または依存的に使用する人の約47%、一般集団のサンプルでは約17%が離脱症状を経験します。毎日の使用、高濃度製品の使用、たばこの併用があると起こりやすくなります。


出典:

  • Bahji A, et al. Prevalence of Cannabis Withdrawal Symptoms Among People With Regular or Dependent Use of Cannabinoids. JAMA Network Open, 2020. https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2764234

  • Connor JP, et al. Clinical management of cannabis withdrawal. Addiction, 2022. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/add.15743

  • Cleveland Clinic, Marijuana (Weed) Withdrawal. https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/marijuana-weed-withdrawal

  • Vandrey R, et al. Sleep disturbance and the effects of extended-release zolpidem during cannabis withdrawal. https://www.med.upenn.edu/cbti/assets/user-content/documents/nihms273324.pdf

  • Cannabis and sleep architecture: A systematic review and meta-analysis. Sleep Medicine Reviews, 2025. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1087079225001170

  • Cooke ME, et al. Assessing Changes in Symptoms of Depression and Anxiety During Four Weeks of Cannabis Abstinence Among Adolescents. Front Psychiatry, 2021. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34276449/

  • Schuster RM, et al. One Month of Cannabis Abstinence in Adolescents and Young Adults Is Associated With Improved Memory. J Clin Psychiatry, 2018. 要約:https://news.harvard.edu/gazette/story/2018/10/one-month-of-abstinence-from-cannabis-improves-memory-in-adolescents-young-adults/

  • University of Vermont, T-Break Guide 第1週. https://www.uvm.edu/health/t-break-week-1

  • FDA, 5 Things to Know about Delta-8 Tetrahydrocannabinol. https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/5-things-know-about-delta-8-tetrahydrocannabinol-delta-8-thc

  • Cleveland Clinic, What Is Delta-8 THC? https://health.clevelandclinic.org/what-is-delta-8

  • Assessment of dependence potential and abuse liability of delta-8-tetrahydrocannabinol in mice, 2022. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36179506

  • NIDA, Cannabis (Marijuana). https://nida.nih.gov/research-topics/cannabis-marijuana

  • SAMHSA National Helpline. https://www.samhsa.gov/find-help/helplines/national-helpline

I Am Soberは、人生のコントロールを取り戻すための無料アプリです。

はじめましょう