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リハビリ施設が修了者プログラムを設ける主な理由のひとつは、患者の関わりをもっと促すことです。関わりは、紹介やフィードバック、治療プログラムの改善といった面で欠かせません。ただし、関わりを得ることは、リハビリ施設の運営のなかでも難しい部分のひとつになりがちです。
修了者担当マネージャーは、治療を終えた患者との関わりを深める役割を担うことがよくあります。修了者プログラムを運営し、患者と連絡を取り続けることで、リハビリコミュニティの一員であり続けられるよう支えます。このプログラムがあっても関わりを得るのは難しいことがあるため、修了者担当マネージャーが実践できるヒントをいくつかご紹介します。
修了者担当マネージャーが関わりを促し、患者に参加してもらう方法を、この先でご紹介します。
関わりの形は、患者との接し方によってさまざまです。デジタルツールが当たり前の今、関わりを深める最善の方法のひとつは、オンラインの場を使うことです。たとえば、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアや、リハビリ施設のウェブサイトといった場が挙げられます。
オンラインの場を使えば、患者と連絡を取り、情報を送って、教育資料により深く関わってもらいやすくなります。たとえばソーシャルメディアに投稿すれば、患者はコメントしたり、「いいね」や高評価をしたりできます。関わりが増え、参加する患者も増えるだけでなく、その内容をより多くの人の目に届けることにもつながります。
修了者担当マネージャーとして覚えておきたいのは、関わりを自然な形に保つことです。押しつけがましくしたり、患者に当てはまらない形でオンラインの場に関わらせたりしないようにしましょう。こうした問題を避けるには、関わりが自然に生まれるオープンな会話をつくることです。自分の意見が大切にされていると感じられる投稿には、患者も反応しやすくなります。
修了者担当マネージャーの仕事でとても大切なのが、リハビリ施設を経た一人ひとりの患者との関係を育てることです。よくある方法は、患者のデータベースを整え、定期的に電話をかけることです。担当者によっては、毎週や毎月の電話、あるいはテキストメッセージを送ることもあります。
患者と連絡を取り続けることは、大切にされていると感じてもらえるため、関わりを促す最善の方法です。回復コミュニティとの距離も近くなり、さまざまな活動や行事に参加する機会も得やすくなります。
ただし、生活に踏み込まれていると感じられない、自然なやり方で行う必要があります。そのためには、連絡の手段と頻度について、一人ひとりの患者の希望を聞きましょう。
修了者プログラムには、参加できる活動の機会がたくさんあります。患者に参加してもらい、関係づくりを促せる点が、修了者プログラムの大きな利点のひとつです。ただ、一人ひとりが大きく違い、関心も異なるため、全員に関わってもらうのは難しいこともあります。
修了者コーディネーターとして、さまざまなイベントの企画、開催、選定を担います。その際は、異なるグループに響く、多様なイベントのアイデアを用意するとよいでしょう。たとえば、体を動かす行事が好きな人向けには、ボウリングや野球などのスポーツを取り入れられます。読書会やパーティーなど、よりゆったりした場を企画すれば、より幅広い患者に響きやすくなります。
修了者イベントの開催は、関わりを促し、患者に参加してもらい、プログラムの魅力を楽しみにしてもらう最善の方法のひとつです。ただし、回復中の人にもほかの責任や予定があるので、いきなり知らせるのは避けたいところです。だからこそ予定表が大切で、何があるかを皆が把握し、予定を合わせられるようになります。
可能であれば、月ごとまたは年ごとの修了者イベント予定を患者と共有しましょう。事前に知ってもらえるので参加しやすくなるだけでなく、これからある行事を楽しみにしてもらうことにもつながります。
修了者担当マネージャーの仕事は多く、一度に抱えすぎると圧倒されがちです。だからこそ、効果が示されている、実績のある関わり方を優先しましょう。そのひとつが、患者に修了者プログラムへ参加してもらうための月刊ニュースレターの配信です。
ニュースレターはメールボックスに直接届き、目を引く件名も付けられるため、患者に見てもらいやすくなります。関心を保つためのビジュアルを入れたり、伝えたい情報をカバーする複数のセクションを設けたりすることもできます。アンケートや調査を入れて双方向にすれば、いま起きていることに患者がより関わりやすくなります。
ニュースレターは、フィードバックを求めることで、一人ひとりの患者に発言の場を与えられる絶好の機会でもあります。フィードバックには、リハビリ施設やプログラムについてのことだけでなく、修了者プログラムに望むことも含められます。皆にとって役立ち、楽しめるものを一緒につくるために、患者に参加してもらうすばらしい方法です。
修了者プログラムは関わりそのものが中心であるにもかかわらず、修了者コーディネーターにとっては難しいこともあります。患者は生活のほかのことで忙しかったり、期待するほどプログラムに関心を持てていなかったりするかもしれません。よい知らせは、関わりを高める方法はたくさんあり、適切なツールがあればなおさらだということです。
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